夏といえば海もいいですが、やっぱり夏フェスでしょう。
というわけで、9日の日曜日に、東京・大阪で行われたサマーソニック09の大阪公演に行ってきました。今回は10周年記念ということで、例年より1日多い3日間にかけて行われ、数多くのアーティストが熱演しました。
4年ぶりに行きまして、雨の降りしきる中でしたが、お盆前にパワーをいただいてきました。
会場は複数のステージに分かれていて、各ステージで順番にアーティストが演じるわけですが、私は1日中メインのステージで観覧していました。好きなアーティストばかり出ていたので、飽きることはなかったですが、セットチェンジの時間が長いので、場所を取るためにほとんど立ちっぱなしでした。
アーティストの目の前で直接聞くと、改めて音楽のパワーの凄さを感じました。もちろん電気的に増幅した音なわけですが、その音はわずか数名の人間の声帯や手足によって発せられ、そこにいる何万人ものファンを一体にしてしまうので、凄いことだと思います。
大トリは私の大好きなLinkin Parkでした。彼らの演奏時間は1時間以上でしたが、最後まで衰えることはありませんでした。1番頑張っていたのはヴォーカルのチェスターだと思います。十数曲を、時にスクリームしながらも、声をからすことなく熱唱していました。本物のプロ魂というものを見せつけてくれました。日本にも早く、彼らの様なアーティストが出現することを願っています。
今回、とても感心したことがありました。それは、ごみの分別回収です。場内に百数十人のスタッフがいて、懸命に分別回収活動を行っておりました。おかげで通路にはほとんどごみがありませんでした。私がベンチに座っていて後で捨てようと横にたこ焼きの容器を置いていると、いつの間にかなくなっているぐらいでした。彼らの懸命により、クリーンで素晴らしいイベントになったと思います。
分別は数種類に分けられ、ラベルとキャップを外したペットボトルはごみ袋になり、紙コップはトイレットペーパーになり、それぞれまた来年のサマーソニックで使用されるそうです。このエコ活動とともに来年以降も末長く続き、私たちファンを熱くさせてもらいたいです。