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ごみの削減

ごみの削減

2009 年 7 月 22 日(水) 8:00 AM 投稿者:松本 央

先日、札幌市が一般ごみを有料化したとのニュースを見ました。有料化初日には指定ゴミ袋で出されたのは90%でした。市民に向けて何度も協力を呼びかけたが、10%が指定ごみ袋で出されなかったそうです。

国内でごみの収集を有料化している地域は、7割ほどだそうです。

海外に目を向けると、環境先進国デンマークではごみの有料収集が政策として根づいているそうです。デンマークでは、ごみをまず資源としてとらえ、その9割ほどはリサイクルされたり、燃料に使われるそうです。やはり、先進国は国民のごみに対する考え方が違います。

「タダより安いものはない」という言葉がありますが、悲しいことに、無料だったごみの引き取りを有料化すると、不法投棄に走ってしまい、結局は環境汚染になってしまいます。

ごみの削減には国民一人一人の意識改革が必要です。われわれ建設業などの事業者は、産業廃棄物を排出すると最終処分まで適切に処理が行われることを見届けなければいけないと法律上義務付けられています。「一般廃棄物」を出す市民には、最終処分まで見届けるまでできないと思いますが、それでも自分の出すごみとして最後まで責任を持つべきです。自分が出したものがどこかでごみが燃やされたり、埋め立てられているんだという意識が少しでもあれば、自ずとごみを減らさないといけないという意識が生まれるはずです。

国には国民の納得のいく強力な政策を打ち出してもらいたいものです。首相が「温室効果ガス15%削減」を掲げても他人事な国民に向けて…

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